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事業内容

ICT技術の活用

i-Construction実現のためICT技術の全面的な活用に取り組み、高効率、高精度の測量、設計・施工計画を目的として小型無人航空機(ドローン)や各種レーザスキャナを取入れ、積極的に活用しています。これまで困難とされてきた危険箇所や災害発生時の現場などの調査を可能にし、空中写真はもちろん、調査や地上計測の補完に有効なツールとして活用しています。
従来の方法に加え、ICT技術を取り入れることで、付加価値の高い成果を求め、様々な現場で実証実験を重ね、測量/設計技術の新たな形として進めています。

1.測量 Survey

高度な測量技術で求められる品質を確保

測量は、社会基盤整備をはじめ、災害や環境対策への調査に重要な役割を果たしています。道路を造るとき、河川を整備するとき、また、災害が起こったとき、なにより先に行われる作業が測量です。近年の技術革新により測量の機器や手法は従来のものとは大きく様変わりしました。ドローンやレーザを活用し短時間で広範囲の測量を行い、かつ、高密度な三次元データを取得することが可能となりました。国土交通省が以前より推進していますi-Constructionに加えて、測量業界でもDX化が進み、これまでより少ない人数や日数での測量を実現しています。

弊社ではドローンやレーザなどの最新技術を積極的に取り入れ、測量法や作業規程の準則に従った精度の高い測量を行っています。
ドローン(UAV)にレーザ測距装置等を搭載し、上空からレーザを照射し返ってきたレーザを計測します。取得したデータを解析し、三次元点群データを作成します。三次元点群データは後続作業となる設計や施工においても活用されます。
UAVが上空からデータを取得できない場所や視通がきく狭い範囲でのレーザ測量を可能とします。UAVレーザ測量と同様に三次元点群データを取得します。
構造物の正しい位置や今後行われる工事において重要なポイントとなる箇所については、従来どおりトータルステーションを使用して精度の高い測量を行います。土地の正しい高さを求める場合は、レベルを使用した水準測量を行います。

2.土木設計 Civil Engineerring

技術力と経験による安全な土木構造物

土木構造物(道路・河川・橋梁など)が建設会社などによってつくられる前に行われるのが「土木設計」です。土木設計において最も重要なことは、地域の人々の生活基盤を支える土木構造物は第一に安全でなければならないということです。安全な社会インフラの整備を通じて地元社会に貢献できる仕事です。
近年では、新しい技術の導入し、現場をドローンで撮影、レーザスキャナなどで計測し、人が歩くより効率的に広範囲の現地確認が可能になりました。現地での利用状況の確認と合わせて2次元、3次元の測量データを元に計画図面をつくります。
最新技術を導入しながらも技術力と経験をもって、より高品質かつ安全性・経済性に富んだ構造物を提供し、地元に貢献し続けます。

3.調査・維持管理  Investigation

正確な調査

維持管理では、国が推進する「インフラ長寿命化計画」のため、効率的な「予防保全」を行うために、従来の高所作業車を用いた目視による点検に加え、当社ではGISやレーザスキャナや、ドローンなどの技術を用いて計測、点検、記録を行い、適切なメンテサイクルの実施を提案しています。
調査業務では、従来の人手観測の他に、小型無人航空機(ドローン)と合わせて、移動体レーザを用いた計測を行い、安全かつ、従来よりも高精度のデータの作成し、業務の成果物に役立てています。

4.災害 Disaster

ICT技術で迅速な対応を

近年、大規模化、頻発化する災害に対し、「地元企業として出来ることはないか」と常に考え、新しい技術を様々取り入れてきました。GISやドローンを使用し迅速な対応、被災規模の把握が出来るようになり、各種計測機器を用いることで、安全性、正確性も向上しています。今後も今ある技術を活用しながら、新しい技術に対し常にアンテナを張り、企業理念の実現にむけ業務を遂行します。

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