本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の元旦は能登半島でM7.6の地震が発生し、多くの人の命が失われ、甚大な被害がもたらされました。
追い打ちをかけるように9月には、豪雨により再び大切な命が奪われ、復興に向かっていた人々の気持ちも深く傷つけられました。

自然の猛威を前には、ささやかで何気ない日々がこんなにも脆いものなのか、と痛感させられる一年となりました。

そのなかでも、悲しい気持ちを抱えつつ立ち上がろうとする人間の強さや、わずかでも復興へ進む姿を目の当たりにすることができました。
自分がその立場であるなら、そんなに強く生きていけるだろうか、自分は何ができるだろうか、考えさせられます。

私たちの仕事は、道路や河川など社会基盤を整え、人々の生活を守る使命があります。
いつか起こるかもしれないその時のために、技術者としてなにが出来るかを考え、日々精進していきたいと思います。

みなさまにとって幸多き一年となりますようにお祈り申し上げます。