建設現場の未来を見据えて~「i-Construction大分セミナー」に参加しました
2025-01-28
ICT・BIM/CIM・3次元計測──進化する建設DXと地域実装への取り組み
2025年1月28日、大分市で開催された「i-Construction大分セミナー」に参加しました。本セミナーは、国土交通省が推進する「i-Construction2.0」に向けた最新の政策や、ICT・BIM/CIMの活用、三次元計測技術の現状と課題など、多様な視点から建設業の未来について議論が交わされる場となりました。
会場では、国や県、市町村など行政機関による取り組みに加え、民間企業や専門団体による現場での実践事例が紹介されました。特に、BIM/CIMや三次元点群データの活用を通じた生産性向上の事例、ICT施工による効率化と安全性向上への取り組みが多く取り上げられ、参加者の関心を集めていました。
当社においても、近年はドローンやレーザースキャナを用いた三次元測量を災害対応やインフラ整備業務に積極的に導入しており、現場のデジタル化・省力化を推進しています。また、こうした技術導入にあたっては、若手技術者を中心に社内での研修やチーム連携を強化し、業務の効率化と品質向上を両立する体制を整えてきました。
今回のセミナーを通じて、技術の進化だけでなく、「それを現場でどう活かすか」「地域の課題にどう応えるか」といった視点がますます重要であると実感しました。当社は今後も、建設DXの潮流を積極的に捉えながら、地域に根ざした安全・安心なまちづくりを支えてまいります。